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ぜんざいとおしるこの関東や関西との違いあれこれ

2014-11-27_184840

 

「ぜんざい」と「おしるこ」の違い。

 

「ぜんざい」「おしるこ」と聞いて、あなたはそれぞれ何を思い浮かべましたか?

 

その答えで、あなたが関西人か関東人か分かります。

 

「ぜんざい」と「おしるこ」の違いとは?

 

「ぜんざい」と「おしるこ」。実はこれ、関東と関西で、呼び方に違いがあるのです。

 

関西では、「ぜんざい」は粒あんの汁に餅や白玉を入れたもの。この汁がこしあんになると、「おしるこ」と呼びます。一方、関東で「ぜんざい」と言えば、汁気のない練ったあんに餅や白玉を添えたもの。これは、関西では「亀山」と呼ばれています。

 

関東では粒あんでもこしあんでも、汁気のあるものは「おしるこ」。区別する場合には、粒あんのものを「田舎汁粉」や「小倉汁粉」、こしあんのものを「御膳汁粉」と呼んでいます。

 

つまり、関東では汁気のある・なし、関西では粒あんかこしあんかで「ぜんざい」と「おしるこ」を使い分けているというわけなんです。微妙な違いのようでもありますが、知らないと誤解の元にもなりそうです。

 

「ぜんざい」のつもりで頼んだら「おしるこ」が出てきたり、その逆も…。「ぜんざい」と「おしるこ」、旅先で注文するときは注意が必要ですね(笑)。

 

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「ぜんざい」の語源

 

ところで、「おしるこ」は「お汁粉」で見たままのネーミングという感じですが、「ぜんざい」はなぜこの名前になったのでしょう?

 

漢字で書くと「善哉」。デザートの名前としては、ちょっと普通には思いつかない言葉ですよね。

 

「ぜんざい」の語源には諸説ありますが、いくつかの文献に登場していて有力視されているのが、「出雲地方の神在(じんざい)餅がなまった説」です。

 

神在餅

 

出雲では旧暦の十月に、全国から神様が集まると言われていて、「神在祭」という神事が執り行われます。この神在祭で振舞われたのが神在餅。

 

「じんざい」は、出雲弁では「ずんざい」のような発音になるため、他の地方から来た人の耳には「ぜんざい」と聞こえて、それが京都へ伝わったとする説です。

 

神在餅が実際に京都へ伝わったのかどうか、それについては定かではありませんが、神在餅とぜんざいは作り方も似ています。

 

「ぜんざい」の語源として、じゅうぶんに可能性のある説ということができます。

 

あの”一休さん”が名付け親説

 

もう一つよく知られている説が、「一休さんが名付け親説」です。

 

アニメ「一休さん」のモデルになった禅僧・一休宗純が、初めて食べたとき美味しさに感動して、「善哉」と呟いたことから名前が付いたというものです。

 

もともと「善哉」は仏教後で、「すばらしい」を意味するサンスクリット語「sadhu」の漢訳です。

 

仏典では、仏が弟子の言葉に対し、賛成や賞賛を表すときに用いられ、「それで良い」「実に良い」といった意味になります。

 

 

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