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おせち料理の由来やそれぞれの意味やいわれは?

2014-12-04_234338

 

おせち料理は、古くは季節ごとの節目に当たる節日(節句)に供された料理「節供(せちく)」に由来しています。

 

五節句に宮中で催される「節会(せちえ)」で振舞われる料理を「御節供(おせちく)」といい、これが庶民の生活にも取り入れられて、全国に広まりました。

 

後に、五節句の中でも最も重要な元旦に食べる料理が「おせち料理」として定着したのです。

 

重箱に詰められる料理には、それぞれ意味やいわれがあります。

 

一つずつ紹介しましょう。

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【祝い肴(口取り)】

 

・黒豆
「まめ」が「丈夫・健康」を意味する言葉であったことから、黒く日焼けするほど達者(マメ)に働けるようにという、無病息災の願いが込められたものです。

 

・数の子
ニシンの卵である数の子は、二親(にしん)からたくさんの子が生まれるというところから、子孫繁栄を願ったものです。

 

・田作り(ごまめ)
カタクチイワシを肥料として田に撒いたところ、五万俵もの米が収穫できたといういわれに由来し、五穀豊穣の願いが込められています。「ごまめ」は「五万米」。

 

・たたきごぼう
豊作の象徴である瑞鳥を表したもの。また、ごぼうが地中深く根を張ることから、家や家族がその土地にしっかり根付き、安泰に暮らせるようにという願いが込められています。

 

・紅白かまぼこ
初日の出を象徴しており、赤色は魔除けを、白色は清浄を意味しています。紅白の色で縁起の良いかまぼこは、おせち料理には欠かせないものです。

 

・伊達巻
形が巻物に似ていることから、文化の発展や学問の成就を願う縁起物です。名前の由来は、「伊達」が「人目を引く」「お洒落」を意味するところから、派手な卵焼きという意味で付いたとか、伊達政宗の好物だったから等、諸説あります。

 

・栗きんとん
きんとんは漢字で「金団」。金色の団子=金銀財宝を意味しており、金運の願いが込められています。

 

【焼き物】

 

・ぶり
ぶりは成長と共に名前の変わる出世魚であることから、出世を祈願する縁起物です。

 

・鯛
「めでたい」の語呂合わせで用いられます。

 

・海老
海老の姿かたちから、腰が曲がるまで長生きできますようにという長寿の願いが込められています。また、脱皮を繰り返すことから、出世を願う意味もあります。

 

・うなぎ
「うなぎ上り」と言うことから、出世を祈願するもの。おせち料理には最近取り入れられました。

 

【酢の物】

 

・紅白なます
祝い事に用いられる紅白の水引きを表し、平和を願う縁起物です。

 

・ちょろぎ
漢字では「長老木」「千代呂木」「長老喜」など、おめでたい字が当てられ、長寿を願う縁起物です。

 

・酢蓮(すばす)
穴がたくさんある蓮根を用いることから、将来の見通しが良いという意味の縁起物です。

 

【煮物】

 

・昆布巻き(こぶまき)
「喜ぶ」の語呂合わせ。また、「昆布」に「子生」の字を当てて、子孫繁栄の願いが込められています。
形が巻物に似ていることから、伊達巻と同じく、文化の発展や学問の成就を願う意味もあります。

 

・煮しめ
いろいろな具材を一緒に煮込んだ煮しめには、家族が仲良く一緒に結ばれるという意味があります。

 

親芋にたくさんの小芋が付く里芋は子宝の願いが込められ、くわいは最初に大きな芽が出ることから、芽が出る=出世を意味します。

 

また、花が咲くと必ず実を結ぶという梅の花をかたどった梅花にんじんなど、具材の一つ一つにも意味が込められています。

 

 

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