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村上春樹作品おすすめ4選!秋の読書ライフを楽しもう!

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出典:http://www.yenicikanlar.com.tr

 

2015年9月10日、村上春樹氏の長編エッセイ「職業としての小説家(Switch library)」が発売されました。
 
今や本を出す度に必ず売れる唯一と言っても過言ではない超人気作家である村上春樹氏。その作品は海外でも評判が高く、ノーベル文学賞受賞の候補に毎回名を挙げられるほどの評価をされています。
 
そんな村上春樹氏の「職業としての小説家(Switch library)」は、紀伊國屋書店が初版の9割を買い占めて、自社の店舗や他の店に限定的に販売する施策をうったことでも話題にのぼりました。
 
これはインターネット書店へ対抗するための異例の策と言われており、村上春樹氏の作品が、世の中からどれほど注目を浴びているのかがわかりますね。
 
今回は、謎のベールに包まれた村上春樹氏とはどんな人物であるのかもご紹介しながら、彼の作品を4つピックアップ!読書の秋に「何を読もう?」を考えているかたにピッタリの作品をご紹介します。

 

村上春樹氏の経歴

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出典:http://www.independent.co.uk

 

村上春樹氏は、1949年、京都府京都市で出生し、高校時代まで関西で過ごされます。もちろん話していたのも関西弁。親御さんが読書家で影響を受けたとのことで、たくさんの本を読まれて育ったそうです。
 
1年間の浪人生活を過ごしたあとは、早稲田大学第一文学部へ入学。演劇科へ進まれたそうです。
 
しかし大学にはほとんど行かない日々が続き、新宿のレコード屋でアルバイトをしながら、ジャズ喫茶で時間を過ごすことが多かったそうなのです。
 
1970年代に突入したあとは、水道橋のジャズ喫茶で働きはじめ、その後学生結婚されます。
 
1971年、大学在学中にご自身のジャズ喫茶をオープンされます。そして1978年、なんとプロ野球を観戦中に小説を書くことを思いついたのだそうです。
 
1979年には「風の歌を聴け」が第22回群像新人文学賞を受賞。そして専業作家への道を進まれることになったのです。

 

村上春樹氏はどんな人物?

 

猫好きの一面

 
作中に猫が登場することも多いですが、私生活でも猫好きなのだそうです。大学在学中から欧州にて生活をはじめる1986年まで、数多くの猫を飼っていたのだとか。
 
現在は、仕事で家を留守にすることが多いとの理由で、飼われてはいないようです。
 

音楽好きで、レコードの収集家

 
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出典:http://murakami-haruki-times.com
 

中学生の頃からレコードを収集しており、現在も膨大な数の量のレコードを所有しているのだそうです。
 
好きなジャンルはジャズ、クラシック、ロックと多岐に渡り、ビートルズなどの昔のロックから、レディオヘッドやオアシスなどの現代ロックまで好んで聴かれているのだそうです。
 
作品の中でも度々音楽に関する節が登場するのは、私生活でも音楽を愛されているからなのですね。
 

走ることは創作するにあたって大事な要素

 
1982年にマラソンをはじめてから、現在までずっと続けているのだそうです。
 
現在もフルマラソンやトライアスロンに参加されていて、並外れたバイタリティーをお持ちのようですね。ご自身の創作にも走ることは大事な要素であると公言していらっしゃいます。

 

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村上春樹作品おすすめ4選

それでは早速、読書の秋にぴったりな村上春樹氏の作品をご紹介します!
 

1Q84

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出典:http://1q84.shinchosha.co.jp
 

2009年から2010年に渡ってBOOK1、BOOK2、BOOK3が刊行されました。
 
ストーリーに関してですが、天吾と青豆という2人の主人公が、お互いが孤独であった小学生の頃に出会い、そして離ればなれになってしまいます。そして1984年に、それぞれ別の環境と場所で、現実の世界と少し異なる世界「1Q84年」へ入り込んでしまいます。
 
その後2人とも、少しずつ「さきがけ」という新興宗教団体による事件に巻き込まれていることに気付きはじめ、様々な不可解な出来事に直面していきます。
 
それはお互いにとって試練であり、過酷な運命を辿っていくのです。しかしお互いが小学生だった頃から惹きつけている2人は、果たしてまた出会うことができるのでしょうか。
 
大ベストセラーとなった今作は、村上春樹氏の13作目の長編小説です。子どもから大人まで様々な世代の人々が楽しむことのできる作品ですので、村上春樹入門として読むのもおすすめです。

 

海辺のカフカ

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出典:http://www.wochikochi.jp
 

「海辺のカフカ」は2002年に上下2冊が出版されました。
 
この作品は、ギリシア悲劇、そして日本の古典文学が根底にある10作目の長編小説です。主人公の「僕」は東京都中野区野方で暮らす15歳で、父親にとある呪いをかけられてしまいます。そして少年は家出を決意し、高松へ。
 
僕は高松の図書館へ行くようになります。
 
もう1人、「ナカタ」という主要人物が登場します。彼もまた野方に住む老人で、知的障害があります。彼は「猫殺し」と呼ばれる男を殺害後、東京を離れます。
 
そしてナカタは、トラック運転手である星野と一緒に「入り口の石」を探しはじめます。
 
少年は東京へ戻るのでしょうか、そしてナカタの行動はどんな結末をもたらすのでしょうか。
 
少年はあらゆる不思議な出来事に遭遇しながら、精神的な成長を遂げていきます。
 
2005年には英語版「Kafka on the shore」が翻訳され、「ニューヨーク・タイムズ」でも年間ベストブック10冊に選ばれるなど、海外でも非常に人気の高い作品です。
 
読み終わったあとは自然と爽やかで前向きな気分になれるような作品です。

 

ねじまき鳥クロニクル

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出典:http://img.gathery.recruit-lifestyle.co.jp
 

さて、先に挙げた「海辺のカフカ」には、この「ねじまき鳥クロニクル」構成要素が下地になっていると言っても過言ではありません。
 
「ねじまき鳥クロニクル」は、1994年に「第1部 泥棒かささぎ編」、「第2部 予言する鳥編」、そして1995年に「第3部 鳥刺し男編」が刊行されました。著者の8作目の長編小説です。
 
会社を退職して家事を営む「僕」と、雑誌編集者の妻「クミコ」。ある日飼っていた猫がいなくなってしまいます。その後崩れていくバランスの中で、クミコが失踪します。
 
僕はクミコを探しだすべく動き始めるのですが、様々な不思議な人々に出会います。
 
そしてクミコの兄である「綿谷ノボル」の存在について気づき始めるのです。
 
本作も大ベストセラーとなり、1995年には本作で読売文学賞も受賞。英語版「The Wind-Up Bird Chronicle」も海外で大人気です。
 
長編作品ではありますが、読み始めるとあっという間に最後まで読みきってしまうことができます。
 
作品の舞台が冬なので、これからの季節に読むとさらに様々な風景を想起させることができそうです。

 

ノルウェイの森

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出典:https://upload.wikimedia.org
 

「ノルウェイの森」は、1987年に上下二巻が発売されました。
 
主人公の「僕」は、高校生の頃に直子に出会います。その時に直子は僕の友人であるキズキの恋人でした。
 
そしてキズキは高校3年生の頃、自殺してしまいます。やがて僕は東京の大学へ進学し、学生寮で暮らし始めます。その後、僕は直子と再会することになるのですが、直子は姿を消し、療養所へ行くことに。
 
やがて僕はミドリという1人の女性と出会います。少しずつ僕はミドリに好意を寄せるようになるのですが、果たして直子との関係はどうなってしまうのでしょうか。
 
そして療養所で静養をつづける直子は、どのような答えを出すのでしょうか。
 

本作品は、2009年8月の増刷で1000万部を突破。中国でも100万部以上が出版されていて、日本では2010年に映画化もされました。
 
全体を通して、落ち着いたムードでストーリーは展開していきますが、暗いながらも美しい情景が散りばめられています。
 
作中に出てくるビートルズの「ノルウェーの森」も、思わず聴きたくなってしまうことでしょう。
 
明るい印象がある「1Q84」などの作品とは対照的な本書ですが、秋の紅葉の季節にもぴったりと言えるでしょう。

 

村上春樹入門も、読みなおすにも良い読書の秋

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出典:http://i1213.photobucket.com
 

いかがでしたでしょうか?新しく発売された長編エッセイ「職業としての小説家(Switch library)」を読むことも、もちろんおすすめです。
 
そしてぜひこの秋には、過去の作品を読みなおしたり、読んだことのない作品を読んでみるのも良いのではないでしょうか。
 

 

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