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和食のマナーは大丈夫?食べる順番や正しいお箸の持ち方など

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出典:https://4yuuu.com

 

「韓国では、食事の際に器を持ち上げるのはマナー違反」だとご存じでしたか?

 

しかもそれは「韓国では」どころではなく、「日本以外の国では」マナー違反・大変行儀の悪いこと、とされているのです。

 

だからでしょうか?最近では日本でも器を持たない人が増えた気がします。

 

しかし、2013年12月 和食がユネスコ無形文化遺産に認定されました。

 

「和食のマナーも立派な日本の文化です」と堂々と胸をはって披露するためにも、まずは自分がどれだけ和食のマナーを知っているか確認してみませんか。

 

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和食のマナー全般

器を持たない理由

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出典:http://matome.naver.jp

 

器を持たずに食べることが、日本においてマナー違反とされるのには理由があります。

 

40年位前までは、ほとんどの家庭が“畳の部屋にちゃぶ台(=食卓)”で食事をしていました。

 

そしてそれ以前は、1人に1つ低いお膳を置いて、正座をして食事をしていました。

 

そうなると器はだいぶ低い位置になるので、必然的に手で持って食べていたのです。

 

その状態で器を持たずに食べる事を想像すると、ボロボロと沢山こぼしてしまい美しくありません。

 

その前に食べづらいですしね。確かにマナー違反です。

 

手皿

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出典:http://slism.net

 

器を持つと世界的にはマナー違反、けれども箸でつまんだ物や汁が落ちそうだから…と、この行為が生まれたかどうかは分かりませんが、手を受け皿代わりにして添えるのもマナー違反です。

 

テレビのグルメ番組などでは、むしろ手皿をする方がお上品なのか?と、こちらが勘違いするほど、誰もかれも手皿をしています。

 

正しくは取り皿を使うか、持参した懐紙を受け皿代わりに使えれば相当の上級者!

 

周りから一目も二目もおかれる存在になるでしょう。

 

グラデーション!?

和食の盛り合わせ料理は、左側から右側、手前から奥にかけて、だんだんと味が濃くなるようにグラデーションがつけられています。

 

そして、何気なく盛られているようで実は、左側から食べやすいようにしてあるのです。

 

だから盛り合わせ料理が出た時には「一番左から」と覚えておきましょう。

 

お箸に関すること

お箸を上げ下げする際、片手のみで行ってはいませんか?

 

和食のマナーの大前提は「見ている他の方が不快に感じないように振る舞う」「美しい振る舞いをする」ということ。

 

男性ならともかく女性が片手でお箸の上げ下げをするのは、見ていて気持ちのいいものではありません。

 

①右手で持ち上げ
②下から左手に持ち替える
③そのまま右手をお箸に沿って滑らせ
④下から持つ。

 

また、箸先は相手に向けない・手の甲より上に上げないのがルールです。

 

普段の食事の時から意識しておけば、とっさの時でも出来るようになります。

 

お箸の持ち方ひとつで女性らしさをアピール出来るのですから、練習しない手はありません。

 

そして、和食の席では料理の上空!?を侵害しないのが礼儀です。

 

お膳の右側にあるものを左手で取ったりまたその逆をすると、料理の上空を侵害することになります。

 

箸でさえ器の上に放置することは、良しとされません。

 

そうそう、お茶碗とお箸、どちらを先に持ちますか?正解はお茶碗です。

 

そして別の器に持ち変える時(例:ご飯→お味噌汁)は、一旦お箸を置いてから器を持ち変えます。

 

食事スタート

※一般的な和食懐石の順番で載せてありますが、これが全てのお料理ではありません。

前菜

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出典:http://r.gnavi.co.jp

 

冷奴はまず器を持ち、箸先を揃えた状態で豆腐を一口大に切ります(和菓子を楊枝で切るイメージ)。

 

そのあと口に運びますが、箸で刺したり、すくうのはマナー違反です。

 

お刺身

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出典:http://slism.net

 

お刺身は(例)白身魚→貝類→赤身魚と、淡白な順に食べましょう。

 

わさびは醤油に溶いてしまうと、刺身とわさびそれぞれが本来持っている風味が生かされません。

 

わさびは刺身に乗せ、醤油を少しつけて食べます(醤油はつけすぎると下品になります)。

 

醤油の小皿を手に持ち、醤油を垂らさぬように食べます。ここでも手皿はNG。

 

付け合せの大根(ツマ)は食べてしまってOK。刺身とは別々に食べます。

 

大葉にくるむと食べやすくなります。

 

煮物

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出典:http://tabelog.com

 

盛られた料理は、左側から食べやすいようにしてあるのでしたね。覚えていますか?

 

盛り付けが崩れて残念な見た目になってしまっては、作って下さった方に対して失礼です。

 

上や手前から順序よく、食べ進めていきましょう。

 

意外かもしれませんが、煮物の汁は器に直接口をつけて飲んでも構いません。

 

器の中の煮物が転げ出ないよう、箸で押さえれば大丈夫です。

 

天ぷら

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出典:http://slism.net

 

天ぷらもまた手前から奥へ、味の淡白なもの→味の濃いものと盛り付けられています。

 

盛り付けを崩さぬよう+味の淡白なものから頂きましょう。

 

天つゆにつける時は、天つゆの器を持って食べます。

 

天つゆの二度付け禁止はありません。

 

何度でもOK!ですので、一口ずつ天つゆにつけて食べて下さい。

 

器に口を近づけすぎないように注意。犬食いになってしまいます。

 

噛み切りにくいもの(イカなど)でも、一度口をつけたらお皿には戻さず食べきります。

 

箸で切れるものはお皿の上で食べやすい大きさに切り分けましょう。

 

海老のしっぽなどは一箇所にまとめておきます。

 

蒸し物

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出典:http://www.groupon.jp

 

茶碗蒸しは箸やスプーンでかきまぜて食べてもマナー違反にはなりません。

 

土瓶蒸しは

 

①まず猪口にだしを注いで味わいます。すだちは土瓶の中にではなく猪口に絞るのが粋です。
②具は土瓶から直接口に運ばす、一旦猪口に移してから食べましょう。
③だしと具は交互に味わい(海老の殻などは土瓶の中に残す)
④食べ終えたら土瓶のフタを閉めます。

 

ご飯

1つのものを集中的に食べ続けないのも、食事の際の大切なマナー。

 

ご飯と汁物は一口ずつ交互に食べましょう。

 

これには、箸にくっつきやすいご飯粒を汁物に浸けることで取れやすくするという意味もあります。

 

香の物など、おかずをご飯の上に乗せて受け皿代わりにして食べるのはやめましょう。

 

ご飯はきれいな状態を保って食べるものなのと、ご飯とおかずは本来別々に食べるものだからです。

 

ご飯のお代わりをする時、正しくはご飯を全て食べ終えてからではなく、一口ほどお茶碗に残してからお代わりを。

 

ご飯の後はデザートですので、食べ終わったら割り箸は袋に戻し、袋の先端を折り曲げて下さい。

 

和菓子・果物・お茶

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出典:http://hitosara.com

 

果物の種や皮、お菓子の包みなどのゴミは、茶たくに置かずに元の皿の隅にまとめて置きましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

「えっ!それってNGだったの!?」という事もあれば「煮物の汁は器に直接口をつけて飲んでOK」にはビックリ!されたのではないでしょうか?

 

ご紹介したのは、和食のマナーについて、まだほんの1部ですが、これらを知っているだけでもかなりのマナー通。

 

もし知らない人が周りにいたら、教えてあげて下さいね。

 

 

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