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パニック障害や過呼吸症候群のそれぞれの原因や対処法

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パニック障害と過呼吸症候群は、よく似た症状と思われがちですがそれぞれの特徴をよく理解した対処法が必要です。

 

数年前にはあまり聞かなかった病名ですが、特に若い女性の間では特に珍しくもない病気になった感があります。

 

パニック障害や過呼吸症候群の原因や対処方法についてまとめていきます。

 

そもそもパニック障害とは?

 

パニック障害とは、突然息が苦しくなって心臓がドキドキしたり、めまいがするなどのパニック発作が繰り返し起こる病気のことです。

 

日常生活の中でパニックに陥ることは誰でもありますが、パニック障害の場合、特に原因となるようなこともなく、前ぶれなしに発作が起きます。

 

発作自体は命に関わるようなものではありませんが、「死ぬのではないか?」と思うほどの苦しさがあるため、慢性化すると「また発作が起きるのでは?」という不安にとらわれるようになります。

 

また、過去に発作が起きた場所や、電車やバスといった逃げ場のない場所に行くと、「発作が起きるのでは?」「ここで発作が起きたらどうしよう?」という不安にかられ、発作が誘発されるケースもあります。

 

割合としては男性よりも女性に多く、特に20代~30代の若い女性に多い病気です。

 

パニック障害の原因

 

パニック障害の原因については、はっきりしたことは解明されていないのが現状です。

 

もともと不安や恐怖心の強い人がパニック障害になりやすいため、心因性の病気と捉える考え方もありますが、ストレスが症状を悪化させる誘因となることはあるものの、病気との関係性は明らかではありません。

 

ただ、発作が引き起こされる要因としては、脳内の神経伝達物質の一つであるノルアドレナリンの分泌異常が挙げられます。

 

ノルアドレナリンは不安や興奮と関係する脳内物質で、これの活動が活発になることにより、自律神経が緊張状態になって動悸や呼吸困難が引き起こされるのです。

 

パニック障害の対処法

 

パニック障害の発作について、対処法を覚えていざという時に役立てましょう。

 

パニック障害の発作は、前ぶれなく突然やってきます。

 

苦しさで死の恐怖にさらされますが、パニック発作で死ぬということはありませんから、「大丈夫!」と自分に言い聞かせて落ち着くのを待ちましょう。過呼吸に陥った場合には、ゆっくり呼吸するよう心がけることが重要です。

 

周りの人は、騒ぐと本人もよけいに不安になるので、慌てずそっと見守るようにしましょう。安心できるよう楽な姿勢を取らせて、体をマッサージするなどして落ち着かせると効果的です。

 

「すぐに治まるから大丈夫」と、優しく声をかけてあげるのも良いでしょう。

 

発作の予防

 

日常生活では、自分なりのストレス解消法やリラックス法を実践し、不安を軽減することが発作の予防につながります。

 

食生活の偏りや不規則な生活、運動不足といった生活習慣も、発作の誘因となります。バランスの取れた食事をし、規則正しく健康的な生活を心がけましょう。

 

また、お酒やタバコ、コーヒーなどの刺激物は症状を悪化させる場合があるので、摂取には注意が必要です。

 

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過呼吸とは?

 

過呼吸とは過換気症候群とも呼ばれ、ストレスによって呼吸が速くなり、息苦しさを感じて呼吸をし過ぎてしまう発作のことです。

 

呼吸をし過ぎることによって息を吐き過ぎてしまい、血液中の二酸化炭素が減って血管が収縮し、頭痛やめまい、しびれなどの症状を引き起こします。

 

息苦しさから息を吸おうとして呼吸が速くなり、更に二酸化炭素が減るという悪循環に陥る傾向があり、多くの場合、発作は30分~1時間続きます。

 

過呼吸の原因はほとんどがストレス

 

過呼吸の発作は、ストレスが原因となって引き起こされます。過労や睡眠不足、食生活など、体のストレスが原因で過呼吸に陥るケースもありますが、ほとんどの場合は精神的なストレスが引きがねとなって発作が起こります。

 

緊張や不安、恐怖、興奮など、ストレスの強い状態にさらされることで、自律神経や呼吸中枢が乱れ、過呼吸が引き起こされるのです。

 

まれに、ストレス以外の原因による過呼吸としては、胸の圧迫感や痛みが引き起こされる脳塞栓や心筋梗塞、頭痛を伴う脳出血やくも膜下出血、また、糖尿病や腎性アシドーシスによるものがあります。

 

これらは命に関わる症状ですので、特に中高年の方が発作を起こした場合には、注意が必要です。

 

過呼吸の対処法

 

過呼吸の発作時には、血液中の二酸化炭素が少なくなっていますので、息を吐き過ぎないようにすることが肝心です。

 

周りが騒ぐと本人もよけいに興奮し、症状が悪化する恐れがあります。慌てず騒がず、背中をさすってあげたりしてリラックスさせ、呼吸を落ち着かせるようにうながしましょう。

 

息を吸うのに対して、2倍ぐらいの時間をかけて息を吐くイメージで、ゆっくり呼吸をするようにします。一回息を吐くのに十秒くらいかけるよう、背中を軽くたたいてリズムを取ってあげるのも効果的です。

 

よく、「酸素を吸い過ぎているから酸素を吸わないようにすれば良い」という考えから、紙袋やビニール袋を口に当てるという応急処置が有効だと言われますが、この方法は窒息する恐れがあるので危険です。

 

二酸化炭素の吐き過ぎ

 

過呼吸は酸素の吸い過ぎではなく、二酸化炭素の吐き過ぎによって起こります。血液に含まれる酸素の量には限界があり、急激に酸素が取り入れられるということはありません。しかし、息を吐き過ぎると、二酸化炭素はどんどん出ていってしまうのです。

 

この状態で袋を口に当てると、酸素が不足しても体がその状態に気付きにくくなっているので、危険を察知する前に窒息してしまい、最悪の場合は死亡事故につながるのです。

 

ストレスによって引き起こされる過呼吸は、時間が経つと自然に症状が落ち着きますので、そっとしておくか、呼吸がゆっくりできるよう、リラックスさせてあげましょう。

 

まとめ

 

パニック障害から過呼吸症候群の発作を引き起こすケースも多いようです。とにかく慌てないように落ち着いて呼吸を整えることを意識しましょう。

 

また共通して言えるのは周りの人達が過度に騒がないで本人がリラックスできるように慌てずに対処することも大切です。

 

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